レバテック株式会社が運営する、ITエンジニア特化型中途向け転職支援エージェント「レバテックキャリア」が、社会人エンジニア300人と中途エンジニアを採用する企業の採用担当者296人を対象とした、ITエンジニアのリモートワーク事情調査の結果を発表し、コロナ禍での働き方において社会人エンジニアの4割が「フルリモート」での働き方となったようです。
社会人エンジニアで現在リモートワークをしている人は全体の74%で、そのうち半数以上の人がフルリモートで働いているようで、業態別でフルリモート率がもっとも高かったのは「コンサルティング企業(70.0%)」、ついで「SIer(46.6%)」「自社開発企業(45.6%)」とな、。顧客折衝の有無は、働き方に大きく影響しないことがわかっています。
一方、リモートワークをしていないと回答した人は全体の26%と約4人に1人が現在も出社しているようで、業態別では「受託開発(31.7%)」がもっとも多く、ついで「SES・派遣(31.3%)」「自社開発企業(29.8%)」という結果になっています。
エンジニア採用企業の9割以上がリモートワークを導入
またエンジニアを採用する企業では、9割以上が「リモートワークを導入している」ようで、全体の約4割がフルリモートで勤務しており、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大の第6波が大多数のリモートワークにつながったと考えられ、業態別で見ると、フルリモートを導入する企業でもっとも多かったのは「コンサルティング企業(75.0%)」、ついで「自社開発企業(43.2%)」「SES・派遣(41.5%)」となっていて、「リモートワークは導入していない」と回答した企業は6.4%で業態別では、顧客折衝をともなう「SIer(1.0%)」「SES・派遣企業(2.4%)」の回答は少なく、ほとんどの請負企業がリモートワークを導入していたようです。
コロナ禍でのリモートワークの働き方は、世の中に定着しつつあり、。今後は、自社の採用力強化や社員の定着率向上などの、感染予防以外を目的とした働き方の見直しや環境の整備が、企業には求められていくでしょうね。