イトーキが、全国の正社員・経営者約5,000人を対象に行った、働き方・オフィス環境に対する意識と満足度向上要因をまとめたレポート「働き方とオフィス2024」によれば、コロナ5類以降（2023年5月）の1日以上リモートワークしている人の割合は全体の26.7％だったところ、2024年は19.9％と6.8%減少しているのだそうで、さらに毎日出社している人が80.1％とコロナ以前の水準（83.2％）に戻り、オフィス回帰の流れが明らかになっているようです。
コロナ前は、業務遂行が主な出社の目的だったのですが、昨今は対面ならではのコミュニケーションやコラボレーションを出社の目的とするケースが増えてきているようで、「出社の意義」がコロナ前後で変化してきているようで、いつも前向きに出社している人の割合は全体で21％、「オフィス環境に満足しているか」の質問で、「満足している」と回答した人で絞ると2倍以上の55.3５、「やや満足している」と回答した人では約1.5倍の31.1％となったようです。
オフィスに望むスペースの第1位は「1人で集中するスペース」となり、これに「個人でのリフレッシュスペース」「遮音ブース・スペース」が続き、個人で集中し、リフレッシュできるスペースが上位にランクインしているようです。
